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【映画】夢が踊り出すミュージカル映画!「グレイテスト・ショーマン」

こんにちは!PPキャンディーです!

今回は2018年に公開され観に行った映画の中で間違いなく僕のトップ10に入るグレイテスト・ショーマンについて話させてください!

夢が踊り出すミュージカル映画!グレイテスト・ショーマン

主な登場人物

  • 家族のために成上ろうとする夢想家P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)
  • 愛する娘たちと夫を支えるチャリティ・バーナム(ミシェル・ウィリアムズ)
  • バーナムと全米公演ツアーを行うオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)
  • 演出家としてバーナムにスカウトされる売れっ子劇作家フィリップ・カーライル(ザック・エフロン)
  • フィリップと身分の差を感じ恋愛に踏み切れない アン・ウィーラー(ゼンデイヤ)
  • 美声を無視されていた髭の生えた女性レティ・ルッツ(キアラ・セトル)

 

第81回アカデミー賞で司会を務めたヒュー・ジャックマンのミュージカル風パフォーマンスをみた制作のローレンス・マークはP・T・バーナムの映画を思いつきヒューに映画を撮ろうと誘います(ちなみに第81回は おくりびと が外国語映画賞を受賞して話題になった年です)。監督のマイケル・グレイシーは映画初監督で、ヒューとはCMの仕事で知り合い、映画を撮らないかと話を持ちかけられたそうです。

物語は、P・T・バーナムの少年期から始まります。仕立て屋の息子としてお父さんの手伝いをするバーナム少年は、良家に服の仕立てに行った時に令嬢チャリティと出会います。新品の靴すら買って貰えない貧しい家庭のバーナム少年と、豪邸に住むチャリティとは身分が違いますが、チャリティが花嫁学校に行って離れ離れになってしまってからも文通を続け、二人は周囲に反対されながらも結婚し子宝にも恵まれます。

ここまでの物語を、バーナムとチャリティが歌う「A Million Dreams」が運びます。この曲は本当に大好き。

毎晩 ベッドに寝転ぶと

頭の中に色彩があふれ

無数の夢で眠れなくなる

どんな世界になるのだろう

未来が見えてくる

次から次へ夢を描くだけで

雨漏りのする古びた部屋での生活ですが、2人の娘やバーナムと毎日を過ごすだけでチャリティは幸せでした。一方裕福になることこそが家族の幸せだと思うバーナムはまだチャリティを幸せにできていないとモヤモヤしています。そんな時にバーナムが務めていた会社が倒産してしまいます。

家に帰るとチャリティと娘たちがいて、娘たちの歌う「A Million Dreams」が希望となり次のシーンへ。「人は風変わりでゾッとするものを見たがる」世界中の奇妙なものを展示したバーナム博物館を思いつきます。

ここで一つ注目したいポイントは「生地」です。仕立て屋の息子としてお手伝いをしている頃からバーナム博物館のアイディアに行き着くまでに、様々な生地が出てきます。それは洋服用の生地であったり、真っ白なシーツであったり。真っ白なシーツもライトを当てれば幻想的。生地は使い方次第で姿を変える、バーナムとチャリティ二人の世界は、これからどんな形にもなれるということを表しています。「A Million Dreams」の歌詞にめちゃくちゃ合っていて大好きな演出です。仕立て屋の息子P・T・バーナムは人生をどう仕立てるのでしょうか。

「博物館にあるの、死んでるものばかりでつまんない」と娘に言われたバーナムは、生きている奇抜なモノをと考え、小人症の男性や髭の濃い女性など世間からは除け者にされている個性的な人を集めショーを開き、注目を集めます。博物館のショーも成功し一躍スターとなったバーナムは、豪邸を買い娘にバレエを習わせますが、その発表会で娘がお嬢様たちから「成り上がり」と言われ除け者にされているところを目にしてしまいます。富裕層は、変わり者を集めて見世物にするバーナムを、成り上がりのペテン師としか思っていませんでした。なんとか上流社会に自分たちを認めさせようと奮闘するバーナムは次第に大切なものを忘れてしまいます。

この映画にはもう1組、フィリップとアンの恋の行方も気になるところ。フィリップ役のザック・エフロンといえば「ハイスクール・ミュージカル」。高校が舞台の現代版ロミジュリ ミュージカル作品ですがその1作目でザックだけ歌が吹き替えなんですよね。2からはザック本人が歌っているのですが、1はそうとう悔しかっただろうなと思います。そんなザックが歌っている姿を見るだけで僕は感激です(アンとの恋の行方は?)。ちなみにグレイテスト・ショーマンではジェニー・リンドの「Never Enough」だけ吹き替えです。

この件はBlu-rayの特典映像でどのような経緯で吹き替えになったのかがわかります。グレイテスト・ショーマンの特典映像は絶対に見て欲しいところです。作品を撮る前のプレゼンでの合唱を見ることができるのですが、スタッフの気持ちの入り方がほんとに凄くて、感動して泣きそうになりました。ヒューはこの時鼻の皮膚ガンの手術で80針を縫っていて医者から歌うことを禁じられていたのですが、いてもたってもいられなくなって「From Now On」を歌ってしまうところとか胸がアツくなりますよ(その後、たっぷりと医者に怒られたそうです)。本編に心を打たれたら、絶対に特典映像も見てください!